6月の給料や賞与から控除されることになった定額減税ですが、スムーズにスタート出来ましたか?
短期間に給与ソフトを変えなければいけなかったり、扶養家族の把握など経理部門は通常業務に加え、これらの事務作業が加わり、さらに今後も控除出来なかった金額の管理などがしばらく続き、大変ではないですか?
国は質問の多い内容のものについてはQ&A形式で回答をしています。最近その中で減税しきれない金額等についてのQ&Aが発表されました。下記のものです。
<Q1>自分が給付対象かどうかは、どのように分かりますか?
※対象と見込まれる者には、市区町村から令和6年度以降に書類が届きます。
<Q2>給付単位はいくらですか?
※1万円単位となります。給付の金額の算定が8千円となる場合は1万円が、
1万2千円の場合は2万円が給付されることになり、1万円単位で切り上げら
れます。
<Q3>令和6年分の所得税額が令和5年分より増加したことで、当初給付が本来よりも
過大となった場合は過大となった金額分を返還する必要がありますか。
※当初給付は、令和5年分所得税により令和6年分を推計して行うため、過大に
なる可能性はありますが、返還する必要はありません。
これからも様々な疑問についてQ&Aが出されるかと思いますので、注意深く見守って
いく必要があるかと思います。