令和元年

元号が「平成」から「令和」へと変わりました。
近年の日常生活では、西暦の方が数えるのに便利なので使われる頻度が高かったと思うのですが、
今回の改元でまた元号が見直された感があります。

言葉にすることで漠然としていたものに形ができ、名前がつくことで輪郭ができるように、
元号はその時代を表す名前として有用なものだと思います。

その時代を生きた人になら何となく通じる「昭和の時代」「平成の時代」

英語圏の新元号発表直後の報道では「令和」を
“order and harmony”や”auspicious(吉兆の)””command(命じる)””peace”で紹介されていましたが、
その後政府から”beautiful harmony”である旨が説明されたのが興味深かったです。

今までの元号は次のように訳されていました。
平成:achieving(得る、もたらす) peace (平和、安らぎ)
昭和:enlightened(見識のある、明るい) harmony (和合、調和),peace(平和、安らぎ)
大正:great(偉大な、素晴らしい) righteousness (正しい、もっともな)
明治:enlightened(見識のある、明るい) rule(規則、決まり),government(政治、政府)

改元の時期が、この大型連休中だったことも感慨深いです。
新年、新学期と毎年しなければならないことに追われて、慌ただしく過ごしていましたが、
今回のこの改元時にはゆっくり新しい時代を考えることができました。

令和
「令」の時が使われるのは初めてであり、初めての国書からの出典とされています。

どんな時代を創造するか、まだわかりませんが、「初」の時代が良い時代になることを期待したいです。

令和は始まったばかり。皆さんはどの様な時代にしていきたいですか?

老獪なワカサギ

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