姫路城
姫路城へ行ってきました。
「白鷺城」といわれるだけあって、白くてきれいなお城でした。
姫路城は明治までの523年間に48代の城主がいたそうです。
歴代の城主は、頻繁に修理を行ったため、歴代城主の家紋が入った軒丸瓦に名残があります。
中には、由来が謎の十字瓦もあります。
石垣の縦筋の境目にも、修理の跡がみられます。
石垣の上部と下部でも色が違っています。下部が黒ずんでいるのは、軒の下から外れ雨が当たるため、黒カビによるものです。屋根って大事なんですね。
明治、昭和、平成でも修理をしていますので、奇麗な白さが保たれていますね。
西の丸は8畳程度の部屋が27もある百間廊下です。
徳川家康の孫である千姫の住居として建てられたもので防衛上必要な曲輪では無いものです。天守上階から見ても「長い」曲輪で住居としては行き来が大変そうですね。
地上6階の大天守へは階段を使って登れます。
木造で内部の木の造形も美しいです。急な階段なので、足腰元気なうちに。
姫路城は、世界遺産として日本で初めて、奈良の法隆寺地域とともに登録されました。
平成5年12月のことです。今年令和5年は30周年を迎えます。
記念事業が年間を通して行われていますので、この機会に訪れてみては如何でしょう。
~老獪なワカサギ