もう師走ですが、1年の振り返りは出来たでしょうか?

師走(しわす)の語源は、諸般ありますが一般的には次のようにいわれています。

『師』は僧侶を指し、昔は冬に家々で僧侶を招き読経や仏事を行う習慣があり、そのため僧侶が忙しく各地を訪れることから「しがはせる」が「しはす」に変わったとされます。

 

この1年を振り返った時に、中小企業にとっては、様々な事があったように思います。

①諸物価の値上がりによる、原材料費等の高騰

原価が増えたからといって、単純に売価を上げることもできずにいる中小企業は多いのではないでしょうか?

このままにしておけば、自社の経営状態を悪くするばかりで、来年に向けて早急に対策を立てなければいけないのではないでしょうか?

 

②最低賃金のアップによる、人件費の上昇

パート・アルバイトの時給全体の上昇だけでなく、社員の給料にも影響を与えることになるので、人件費構造の見直しが必要になってくるのではないでしょうか?

 

③人材不足、採用の厳しさ

様々な業種で人手不足と言われ、人を採用しようとしても、十分な採用が出来ず営業日や営業時間の短縮を行っている企業や、事業の縮小をせまられている企業も出てきています。

この点については、来年度だけでなく、中長期的課題として、中小企業にとって、最重要課題になってくるのではないでしょうか?

 

上記3つだけでなく、他にも課題はありますが、来年度に向けては、上記3つを自社の課題としてとらえ、対策をたてていく必要があるのではないでしょうか?

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