12月に入ってコロナの第3波が大きく報道されていますが、いつになったら収束に向かうのでしょうか?
長引くコロナにより、様々な経済活動が制限を受けていますがそれに伴い企業の働き方についても
変化が出てきています。
その一つが、大手企業の中に副業を認める企業が出てきたことです。
日産や富士通など以前から副業を認めている会社もありますが、最近は自社の給料減少の補填として、
やむを得ず副業を認める企業も出てきています。
副業のメリット・デメリットについては一般的に次のように言われています。
<メリット>
従業員の自律性や自主性を促す
優秀な人材を採用できる可能性がある
従業員の離職率が低下する
企業のイメージアップにつながる
<デメリット>
本業の会社や副業の会社の情報漏洩
従業員の体力及び精神面の負担が大きくなる
本業と副業のそれぞれの会社での責任の不明確性
上記のようにメリット・デメリットがそれぞれありますが、マイナス面にとらわれず、
“優秀な人材を確保する!!” あるいは “優秀な人材を会社に留めておくために!!”
と積極的に副業を認めている企業もあります。
大企業にこのような傾向が多いと思われますが、では中小企業で副業は根付くのでしょうか?
何人かの中小企業の経営者に聞いてみたところ、
“うちの会社では無理”という経営者がほとんどでした。
中には“パートであればいいけど社員は厳しいかな?”という意見も。
やはり中小企業では、まだまだ組織としての脆弱性がネックになっているのが原因のひとつかも知れません。
また、採用に関しても、『ジョブ型採用』を取り入れ始めている企業もあります。
最近のこのような現状を考えると中小企業もその【働き方】を真剣に考え直す必要があるのではないでしょうか?