この4月から食料品を始め各種値上げが予定されています。
生活に直接ひびいてくる食品だけでなく、事業活動に影響を与える電気料金や、宅配料金も5%前後の値上げが発表されています。
また今年は、政府主導で賃上げアップも例年以上のアップ率になっています。
大企業では5%以上、中小企業でも4%以上のアップ率になっています。
それに連動するかのように大卒の初任給も大幅アップになっています。
このような環境の中で、中小零細企業はどうでしょうか?
3%程度のベースアップが出来たところは、いい方ではないでしょうか?
ベースアップが十分に出来なかったり、新卒の初任給が相場より低ければ、人材の採用は増々厳しくなり、企業の存続に重大な影響を与えることになります。
また、各種原価の値上げを販売価格に転嫁出来ている中小零細企業はどれだけあるでしょうか?
各種値上げは待ったなしで、進んでいます。中小零細企業も、経費の節約だけでは、追いつかないところまできているのではないでしょうか?
今、経営者に求められるのは、今までの延長線上で考えるベースアップや、商品製品の値上げではなく、新しい経営モデルの構築ではないでしょうか?