コロナ後を考える

5月25日に自粛宣言が解除され、少しずつ従来の生活が戻りつつあります。

ただ、これは、完全な新型コロナウイルスの終息ではなく、コロナとの共存生活の始まりを意味しています。

企業においては、自粛が解除されたからといって、V字回復が期待できるわけではありません。

業種によっては、まだまだ50%程度の稼働しか出来ない企業も見受けられます。

 

それではこれから、何をしなければならないのでしょうか?

 

まず考えなければならないのは自社のビジネスモデルの検証です。

今回のコロナにより国等からの自粛要請があったとはいえ、企業の活動がストップし、

大幅な売上減少に陥ってしまった企業が様々な業種であります。

 

“100年に一度の事だからしょうがない”とあきらめてしまうのではなく、

次に同じようなことが起こった時に、自社は大丈夫なように備えておかなければなりません。

・売上先(ターゲット)

・売上地域(マーケット)

・商品構成

・販売方法

・組織

・人員構成

等々

 

従来の経営スタイルをゼロベースから見直し、新しい生活に対応する企業に再構築する必要があります。

今回、運よくコロナの影響をあまり受けず減収にならなかった企業もありますが、

単に運よく影響を受けなかっただけなのか?

従来からやってきた企業経営の成果なのかよく見極める必要があります。

 

コロナ後の企業経営は“ライフスタイルの変化”に大きく影響を受けてきます。

 

柔軟な発想で、変えるべきところは思い切って変えていくことが求められるのではないでしょうか?

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